塩谷スプレーマム研究会
はじめに
塩谷ってどこ?


関東は栃木県の・・・⇒ 中央部あたりにあります。
栃木県には世界遺産である日光東祥宮があります。
さらに・・・今話題の『ごめんね、ごめんね~』でおなじみ『U字工事』の出身県。
栃木といったら、とちおとめ!餃子!かんぴょう!海がない!
塩谷といったら
名水百選に選ばれた、尚仁沢湧水!
過去に名水百選で第1位をGET!

県内外から、水汲みに来る方が多いです。
あとは、われらのスプレーマムが
全国市町村別統計で第9位!!まさに少数精鋭!
でも、ほかはマジでなんにもない町です!
しいて言うならば、雷、風、雹、が多い、山に囲まれた町です。
がしかし、スプレーマム研究会の既婚率約9,5割!!!
これはなかなかすごくないですか?
PR活動の一つに、毎月マムのパンフレットを作成
こんな感じのパンフレットです。
HPの運営、BLOGなどもやっています
温室戦隊マムレンジャー☆ ~塩谷より愛を込めて~
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/gmftr064
その他の主な塩谷スプレーマム研究会 活動状況
- 塩谷スプレーマム研究会総会
- 販売対策会議
- 現地検討会 年4回
- 出荷目揃会 年4回
- 勉強会 月1~2回
- 視察研修会
- 栃木県スプレーマム研究会総会
- 栃木県スプレーマム現地検討会
JAひまわりスプレーマム部会
産地概要
スプレーマムは昭和49年、わがひまわり農協管内(愛知県豊川市)に全国に先駆けて試作導入されました。
以降、全国有数の産地として現在に至っています。

生産農家75戸
栽培面積 約53ha
年間販売数量 約24万ケース
ひまわりスプレーマムの特徴
品質の良さと品種の豊富さ
JAひまわりのスプレーマムは年間を通して温室内で栽培され、有機質肥料、堆肥などの使用により理想的な土作りと適正な栽培管理を行い、非常に水揚げが良いと市場より高い評価を得ています。


品種については、新しい品種の積極的な導入を行い、共選品種は秋ギク(10月~7月出荷)で約80品種、夏秋ギク(7月~10月出荷)で約25品種にのぼり、消費者ニーズに応えるための多品種構成が特長となっています。


高品質とスプレーフォーメーションへのこだわり
スプレーマムの出荷が始まった当初より現在に至るまで共選品として扱うものに対して、全箱開封検査が実施されており、市場の大きな信頼を得ています。
検査は、農協職員と生産者により一箱一箱開封し、病害虫やフォーメーションの乱れ等を厳しく検査しています。
スプレーフォーメーションは品種毎に設定されており、常に検討が行われています。


さらに開花しない側枝については取り除くという、産地独特のこだわりが使い易いスプレーマムとしてユーザーに定着しています。
JA愛知みなみ 渥美スプレーマム出荷連合
今月の花
ピンポンスーパー

アレンジやブライダルなど様々な用途に使用できます!!
花持ちの良い品種です。
渥美半島の紹介

2005年10月、田原市と渥美町が合併し、新「田原市」が誕生しました。渥美半島は全体で一つの市となっています。農業産出額は全国1位で、観光地としても、年間通じて多くの人が訪れています。観光スポットといえば渥美半島先端「恋路が浜」の景色はイチオシ!島崎藤村の「椰子の実」の詩の舞台地とされた場所です。日出の石門などの景勝地や多くの史跡に恵まれ、観光客に親しまれています。また、サーフィンのメッカとして、全国から数多くのサーファーが訪れ、世界大会も行われています

部会紹介
昭和61年(1986)5月に発足した。発足当時の部会員数は27名で、目標は『日本一のスプレーギク産地になること』でした。先進地オランダへの視察、販売力強化のための市場視察、消費宣伝活動の実施、渥美に合う新品種の導入など、積極的な活動を行ってきました。
現在は部会員数は78名、年間出荷本数は約5,250万本になっています。年間出荷本数が日本一の産地になりました。様々な品種を栽培し、カジュアルフラワーなど消費者ニーズの多様化に対応できるようにしています。
この箱で出荷しています!



黄色の箱と緑色の箱は、スプレーマムの箱です。青色の箱はピンポンマムやディスバット(一輪咲き)の箱です。
検査風景
JA愛知みなみの出荷場(花ポート)に出荷しています。ここで検査をして各市場に出荷しています。
出荷場です



1箱ずつ中を見て、品質のチェックをしています。良い物が出荷出来るように、取り組んでいます。
青年部活動
33歳以下の19名の若い生産者(平均年齢27歳)で青年部の活動を行っています。県外視察、ほ場研修、市場視察を通して勉強したり、消費宣伝活動、HP作成などの活動を行っています。
加工業者視察


上の写真は加工業者に視察に行った写真です。自分達の作った花が、どの様に使用されているか視察に行きました。
消費宣伝活動



このメンバーで花束を配布しました

JAとぴあ浜松 スプレーぎく産地紹介
JAとぴあ浜松は静岡県西部に位置し、温暖な気候条件のもと、昭和55年よりスプレーぎく栽培を本格的に始めました。秋系、夏秋系菊の組み合わせと、加温、電照、シェード等の作型により周年生産を行っています。
平成12年に、オリジナル品種を主力としたアレンジマム部会と、精興園・キリンの品種を主力としたスプレーマム部会が合併して、JAとぴあ浜松スプレーぎく部会が発足しました。
部会員 42名 (平成20年度)
生産量 約60,000ケース(平成20年度)
部会では、秀品率と階級発生率が高く、市場性のあるものを主力品種として全体で取り組み、合わせて市場性は高いが需要が少量の品種、オリジナル品種、季節品種等は主力品種を支えるサポート品種として生産を奨励しています。
その他は精興園、キリン以外の種苗会社の品種、農林技術研究所、フラワーパークなど研究機関で作出された品種等に取り組んでいます。多彩な品種は様々な需要に対応できることから、産地の評価につながっています。


和歌山県スプレーマム研究会
和歌山県の紹介
和歌山県は紀伊半島の西南部に位置し、年平均気温は北部で16.4℃、南部で17.0℃と温暖で、海岸沿岸部には無霜地帯もあります。降水量は北部1,335㎜、南部2,534㎜と比較的多く、日照時間は北部で2,083時間、南部では2,167時間と多日照地帯です。現在、切花の生産は全国8位、スプレーぎくは全国4位の生産量です。またスターチス、宿根カスミソウはそれぞれ全国1,2位の生産量となっています。



スプレーマム導入のきっかけ
和歌山県農業試験場が昭和49年にアメリカから、更に51年に野菜試験場から導入し、品種選定、栽培技術等について検討したのが始まりです。昭和53年から本格的な栽培が打田町(現紀の川市)などで始まりました。
和歌山県スプレーマム研究会とは
平成3年和歌山県スプレーマム研究会が発足しました。当時は65名の農家により発足し、各産地バラバラであった出荷規格の統一を行い、将来共同販売を実施するための活動が中心でした。設立から5年後の平成8年6月に一元販売を開始しました。当初は産地間の品質のばらつきなどがありましたが、市場との研修会や出荷検査会を通じ徐々に問題点を解決していきました。現在は97名の農家で運営しており、栽培実面積は露地を併せ約16haで、ここ5年間の出荷量は1,300万本台となっています。現在、JAわかやま、JAながみね、JA紀の里、JA紀北かわかみ、JAありだ、JAグリーン日高の6JAで構成されています。
和歌山県内広域にわたり栽培をしていますので、平坦な場所にあるハウスや山の上のハウスなど地域により様々な条件の場所で栽培されています。



また、産地の成長に伴い、キク矮化病が特に問題になってきました。そのため、JA和歌山県農植物バイオセンターと連携し、ウイロイドフリー苗の生産と供給、ウイロイド検定の技術の確立に取り組んでいます。






出荷は各JAごとに集荷したものを、紀北花き流通センターという集荷場へ集めて、各市場へ出荷しています。



取り組み
近年、国内スプレーマム産地やマレーシアを始めとする輸入商品との競争が激化の一途をたどっています。関西地区におけるスプレーマムの供給責任産地として、品質の安定、幅広いアイテムの品揃え、物日需要の対応、日持ちを意識した生産と出荷など、消費者にスプレーマムを浸透させ、一般需要を喚起させる方策を講じる必要があると考えています。当会も2日前集荷の継続により、今まで以上に販売チャンス・販売チャンネルの拡大を図り、全国各地で待っているお客様に対し、小売店様とも協力しながら供給していかねばならないと考えています。
品質の安定
・毎月1回出荷時期に応じた切り前、病害虫防除について意見交換を行う目揃え会を全会員対象で開催しています。これとは別に各JAでも定期的に行っています。



・試験場と共同で、品種検討会や冬季・夏季の栽培管理について試験を行っています。



幅広いアイテムの品揃え
・試験場と共同でメーカー新品種を同じ場所で試作をして品種特性を見比べます。
・様々な花形、タイプを取り入れて栽培しています。
物日需要(お盆やお彼岸)の対応
消灯報告書(スプレーマムは短日条件にしてからおおよそ何日で花が咲くか計算できます。その元になる報告書です)から出荷予想量、予想日を計算し市場へ提示し物日需要に対応しています。
消費宣伝
消費宣伝は、消費者に対しては花屋での店頭販売、和歌山の花フェア、イベントへの参加を行っています。また、花屋に対しては市場での品種展示などを行っています。もっと広くスプレーマムを知ってもらうために、テレビでの産地紹介も行いました。








青年部活動

園地巡回は、お互いに圃場を見ることで気軽に意見交換を行い、管理方法や栽培技術を学んでいます。向上心がある若い生産者同士が行うため、活発な意見交換が行われます。

最後に
現状で満足することなく、栽培管理や品質管理など活発な部会運営を行って生きます。また、全国の各産地と連携を取りながらスプレーマムの魅力をどんどん消費者の皆様へお伝えしていきたいと考えていますので、和歌山県のスプレーマムをよろしくお願いいたします。